技術はあくまでもプロでなければならぬが、考え方はアマチュアの方が良い。アマチュア精神は、ある意味で好奇心につながるものだ。一見馬鹿馬鹿しいと思えることでもやってみる精神。これを失ってはいけない。それが、玄人になると「先見え」してしまう。「こうやって、ああすれば、そうなると決まっている。それなら、こっちのほうがええから、新しいことはやめとこ」と、なるのである。私は、こうした玄人にはなるまいと思う。アマチュア精神、つまり馬鹿馬鹿しいと思えることでもやってみる「遊び心」あればこそ、新しい発見も生まれるのである。

(以上、『心と技の美』より全文抜粋)

 

 

 

 

鳴穂堂にて坪島土平氏

 

文章:TAD吉田

 東京アゴグ・ドミトリィ代表、ディレクター、コピーライターとして活躍。

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廣永窯の立地私の少年時代半泥子のもとで修行坪島土平、独自の道土について釉薬について絵付けについて窯と焼成について土平の象嵌、土平の志野原点としての茶やきものはボディ(胎)である手が勝手に動く技術はプロ、精神はアマチュア


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